1. 研修活動
   （1）各都道府県単位の組織強化と研修活動の普及充実のため、各県に対し組織強化費を補助するとともに、各PTA団体の要請に協力した。
   （2）9地区会に地区活動費を補助した。各地区会では、地域が実施する研修会や地域での諸問題について熱心な話し合いが行われ成果をあげた。
   （3）平成27年7月3日（金）、東京・アルカディア市ヶ谷で開催した平成27年度委員総会には、各都道府県から選出の委員90人が参加した。
   （4）平成27年7月13日（月）、東京・ホテルオークラ東京で開催した第30回の全国大会には、全国各地から保護者や幼稚園関係者の代表者約1200人が参加。大会には、安倍晋三首相、下村博文文部科学大臣、中曽根弘文自由民主党幼児教育議員連盟会長を含め、衆・参議院合わせて150名を超える国会議員が臨席のもと開催。第1部の大会式典で、安倍晋三首相は、「将来を担う子どもたちは日本の宝であります。全ての子どもたちが未来に希望を持ち、夢を実現する意思を持って、自分たちの道を歩んでいく手助けをしていくことこそが教育の役割であり、特に幼児期の教育は生涯に渡る人格形成の基礎を培う大切なものであると考えます。」と祝辞を述べられた。第二部の記念講演では、文部科学省初等中等教育局長小松親次郎氏より「（仮称）幼児教育振興法・制定の意義について」をテーマに講演をいただき、続いて雅楽師の東儀秀樹氏より「親がワクワク楽しみながら子どもの人間力を養う子育て」をテーマに講演が行われ、最後に歌手の麻衣さんによる歌が披露された。
2. 政府・国会に対する運動
   （1）全日私幼連と連携して常時活動すると共に、政府国会に対して陳情し、特に幼稚園就園奨励費の充実などを訴え、大きな成果を挙げた。
   （2）子ども・子育て支援新制度及び幼児教育振興法（仮称）に対して、幼児教育の充実を訴えるとともに全日私幼連と連携して陳情活動を行った。
3. 広報活動
   （1）連合会の『会報№28』を平成28年3月に発行。都道府県団体を経由して加盟園に1部ずつ配布。内容は、本連合会の活動報告や役員名簿とあわせて第30回全国大会の概要を詳細に掲載。
   （2）ようちえん通信を全日私幼連協力のもと作成。PTA全国大会の様子を中心に掲載し、各加盟園を通じて保護者や関係者に配布。
   （3）私幼時報、PTAしんぶんに活動状況を適時掲載した。
4. 表彰事業
   （1）平成26年度に都道府県保護者代表を務められ、27年度で退任された功労者29人に感謝状を贈呈した。贈呈者は次の方々。
   
   • 青森県＝山田静孝
   • 岩手県＝中島伊織
   • 山形県＝上野弥生
   • 福島県＝後藤洋孝
   • 茨城県＝永田珠希
   • 群馬県＝菅原豪
   • 神奈川県＝青木功雄
   • 新潟県＝金子クレア
   • 山梨県＝小林正尚
   • 富山県＝神田真邦
   • 石川県＝大浦奈央
   • 福井県＝小柴由美
   • 静岡県＝真野直美
   • 愛知県＝河野ルミ
   • 三重県＝能登谷忠尚
   • 滋賀県＝熊谷もも
   • 京都府＝中ノ内由紀
   • 大阪府＝飯田真里
   • 奈良県＝浦久保幸、山本晴美
   • 鳥取県＝松波朋子
   • 島根県＝勝部宏樹
   • 岡山県＝吉田早悠里
   • 広島県＝古本幸久
   • 徳島県＝倉橋三枝
   • 香川県＝大文字陽子
   • 長崎県＝西畑栄一郎
   • 鹿児島県＝松本ひとみ
   • 沖縄県＝安里和晃
5. その他、必要な事業
   東日本大震災を受け、本連合会として義捐金活動をはじめ被災された家庭、幼稚園、地域の復興支援へ全力で取り組んだ。今後も、家庭、幼稚園、地域の復興支援に向け、協力できることに積極的に取り組む。

以上